三池炭鉱三川坑修復本格化4
| 三池炭鉱三川坑跡では、平成２９年（２０１７年）１０月現在、修復工事が行われています。第二斜坑上屋にけっこう大掛かりな修復が加えられているところですが、もう一つ、元々あった便所を改修して見学者用トイレを整備中です。平成２９年（２０１７年）９月２４日（日）には、トイレ改修工事への市民参加イベント「三川坑DIY（どーら いっちょ やってみろーかね）」が催されました。その現場案内板です。画像右端、木立の向こうにちんまり見えている白い屋根がくだんのトイレです。 |
| 元々は鉱員さんが、繰込み場から入坑口まで行く途中で、入坑前最後の用足しができるように設けられた便所で、男性用のみでした。今回、女性用と障害者対応の誰でもトイレも整備されています。建物下部のコンクリート壁は、元の建物そのままですが、上部の下見板張りはやり直されています。この日（平成２９年９月２４日）のDIYでは、下見板張り部分にステン塗装を施すというものでした。サンドペーパーで表面をならし、拭き上げてからペンキ塗装です。３０名近い参加者のうち高校生以上が足場に上がり、刷毛で丁寧に塗っていきました。午前中二時間ほどで、予定の作業が終了し、昼からは、バーベキューで慰労会でした。トイレが完成して、より多くの方々が気持ちよく三川坑のご見学に訪れていただければ、幸いです。 |
H29.10.3UP