旧三池炭鉱専用鉄道 電気機関車

三川坑跡で一般公開開始(H28.10.15)

三川坑に展示公開された電気機関車

 平成28(2016)年10月15日(土)待望久しい「三池炭鉱専用鉄道電気機関車」の一般公開が始まりました。場所は三川坑です。三川坑の門をくぐり、事務所前の受付に向かうと左手前方に屋根に守られた4両の電気機関車が見えてきます。受付を過ぎるといよいよご対面です。配置は手前からGE5号、SS1号、三菱5号、東芝17号で、古い順に並べてあります。奥に見える建屋は三川坑第二斜坑口上屋です。周囲は地面に木質チップが広く敷き詰められた中、砂利敷きにコンクリート通路が設けられ、炭鉱施設の雰囲気が再現されたにくい演出です。

 

三池炭鉱専用鉄道電気機関車の三川坑での展示風景

 それぞれの車両は枕木上のレールに据え付けての展示です。今回の移設展示に当たっては、GCFによるネット募金をはじめ、多くの方が浄財を寄せられ、それにより実現しました。3万円以上の寄付をされた方はお名前を刻んだ真鍮がプレート枕木に設置されているので、ぜひご自分のプレートを探してください(特に高額の方の場合は特別掲示設備に設置してあります)。

 

炭鉱電車移設風景(作成中)

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H28.10.16UP